「…………ふふ、可愛い。」



小さく呟いた声と同時に、ほっぺたに感じた柔らかい感触。



(うあ。チューされちゃったよ。)


なんて可愛いんだ、うちの人は!


悶えるのを我慢して、されるがまま…。


グフフ、と笑いながら、超ご機嫌で眠りについたトモくんを見て、

(幸せなのかもなぁ、私。)

なんて思ってしまう私は、やっぱりトモくんが大好きなんだろう。


それよりバレなくてよかったぁ…。