「トモくん優しいから好き。」 「なんだよぉ、急に。」 「フフ。たまにはね~。」 「ビックリするじゃんか。俺も好き。」 なんてゆるゆるな会話をしてるんだろう、と心の中で思っていると、ほっぺに柔らかい感触が。 「こら、チューすんなぁ。」 「そんな言葉遣いしちゃダメでしょ。」 「フフ。ちょっと悪ぶってみた。」 内容のない会話がゆるゆると続く夜もなんとなく悪くないかもなぁ。 うだうだしながら2人でずっと毛布にくるまっていたけれど、目が覚めたらベッドに寝ていたのでした。