「ちょっと待って。これ何?」 「え?なに?」 箱に付いていたカードを見ると、電話番号と"今度ご飯行こう"のメッセージが書いてあった。 「うぁ…。なんだよこれ~。」 「わぁ、全然気づかなかったよ。断っておくね。ごめんね、嫌な思いさせちゃったね。」 悪くないのに、眉毛を下げて本当に申し訳なさそうに、しょんぼりとしてしまったチハルちゃんが可愛くて、ギュッと手を握って薬指を撫でた。 「ね、明日からちゃんと指輪していって。心配だから。わかった?」 「うん。わかったよ。フフ。」