「ただいまぁ~。」 残業で俺より遅く帰ってくるチハルちゃんの為に、お風呂掃除をしていると玄関からカチャリと音がして、楽しそうな声が聞こえた。 「おう。おかえり~。お疲れ。」 「フフ。ただいま。あ、お風呂掃除ありがとう。すぐご飯作るね。」 「うん。よろしく。」 お風呂掃除を終わらせてから部屋に戻ると、チハルちゃんがちょこんとソファに座っていた。