夜の街をトモくんと車でお出掛け。

スーツのままのトモくんは、とっても格好良くキメているのに、聴こえてくる鼻唄は、子役の男女が歌う可愛らしい歌。



「ご機嫌だね、トモくん。」


「そりゃそうだ〜。出掛けるの久々だし、今日はチハルちゃんにご褒美あげれるし。」


「フフ、楽しみだなぁ。」



トモくんは、何でも買ってあげるからねぇ、なんて言って朝からこの調子です。



「私、1つでいいよ?」


「えー。チハルちゃんに買ってあげるの好きなんだもん、俺。遠慮すんなよぉ。」


「うーん。じゃあ…、遠慮しない!暴走してやる〜。」


「グフフ、いぇーい。暴走してして。」