好きじゃない




教室に入るとすぐにチャイムが鳴ったので席に着いた。



午後の授業が始まった。


あたしは木村君…じゃなくてアキのことばかり考えていた。





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つまらないし眠たい授業たちがやっと終わって今は放課後、部活の時間。




でも今日は久しぶりに雨が降り、外の部活であるあたしは中止になった。


長距離の人たちは校舎内をランニングさせられているけれど…




―――そう言えば、アキはどうなんだろう…




あたしは教室の窓からグランドを見た。




―――やっぱやってないか。




中止になっていることはわかったけど、アキがどこにいるのかよく思い浮かばなかったので教室で宿題でもすることにした。





教室には誰もおらず、窓を閉めているのに雨の音がよく聞こえる。






たったったっ…



しばらくすると、誰かが教室に近づいてくる足音がした。





―――誰だろ?アキだったら良いな〜。





こんなことを考えながらシャーペンを動かしていると、ガラッとドアが開いた。