好きじゃない


――――――――



―――木村……あたしに告った…よね………?




頭の中で木村が言っていたことがぐるぐる回っている。



ちゃんと聞いていたけど、なんだか現実じゃなくて空耳だったような感覚がする。




―――木村があたしを?







「うわっ!」





嬉しいのといきなりのことで動揺してあたしは家の玄関でつまずいた。




―――返事は決まってるよ……………







明日の朝一番にあいつに伝えよう。