呆れながらも、桜蝶は同感だった。
確かに桜蝶は、もっと凄い攻防戦に
なるだろうと思っていたのだから。
「…まぁ、私も…ちょっとは同感かしら？」
そう言いながら攻防戦を見つめる桜蝶。
「…あの二人の邪魔したら、私でも
生きて帰ってこれるかどうか分からないよねー」
…なんて呟きだ。
「あのねぇ…。
……その言い方だと、信哉が怒るわよ？」
“二人の邪魔”と言うと、恋人同士のような
感じじゃない？と言う桜蝶(殆ど亜由美だが)に、
冷蝶(殆ど美瑠紅だが)は頷いた。
「…確かにね。怒るね、アイツは。
…見かけに寄らず結構嫉妬深いもんねー、
信哉。…そういう面では、
お姉ちゃんの方が男らしいよね？」
「確かにー!!」
(勿論小声だが)雑談に盛り上がっている二人は
最早普通の亜由美と美瑠紅になっていた。
確かに桜蝶は、もっと凄い攻防戦に
なるだろうと思っていたのだから。
「…まぁ、私も…ちょっとは同感かしら？」
そう言いながら攻防戦を見つめる桜蝶。
「…あの二人の邪魔したら、私でも
生きて帰ってこれるかどうか分からないよねー」
…なんて呟きだ。
「あのねぇ…。
……その言い方だと、信哉が怒るわよ？」
“二人の邪魔”と言うと、恋人同士のような
感じじゃない？と言う桜蝶(殆ど亜由美だが)に、
冷蝶(殆ど美瑠紅だが)は頷いた。
「…確かにね。怒るね、アイツは。
…見かけに寄らず結構嫉妬深いもんねー、
信哉。…そういう面では、
お姉ちゃんの方が男らしいよね？」
「確かにー!!」
(勿論小声だが)雑談に盛り上がっている二人は
最早普通の亜由美と美瑠紅になっていた。
