私から新体操を無くしたら… 何が残るだろう…。 「…ありが、とう」 やっぱり涙は止められなかった。 私にとって、こんなにも新体操は大きかったと改めて知ったんだ。 そして、新体操を辞めるという選択は とてもとても辛いことだと知った。 それでも、お母さんは私を応援してくれる。 嬉しくて、こんなにも安心する。 「さ、帰ろうか。お母さんお腹空いちゃった」 お母さんに連れられて、家に戻ったけれど。 私とお父さんの溝は深まったまま、お父さんはまた赴任先に帰っていった。 .