結局授業中、先生は私を気にせず授業を進めていたので私も久しぶりに数学に集中した
やっぱり数学は1回でも授業受けないと内容わかんなくなるな。
桃にノート借りないとやばいかもしれない
「宮城は数学準備室に来いよ」
はぁ!?なんのために!?
「前回数学サボったから小テスト受けてないから放課後な。それと前回渡してないプリント渡すから」
最悪だ。小テストあったのは桃に聞いて知ってたけど…。
しかも、まともな理由だから行かないわけにもいかないし。
「了解です。」
「じゃ、後で。」
そう言って先生は教室を出た。
「綾女!ゆっくりしてきていいからね」
「そんな嬉しそうにしないでよ」
「だって。おもしろいじゃないか!」
別に桃のためにしてるんじゃないんですけどねー。
「とりあえず、準備室行って来る。単位やばいのは本当だし。」
「次昼休みだし、お弁当持っていきなよ。桃は翔太と食べるから」
「は!?」
桃は無理矢理私にお弁当をもたす
「翔太と約束あるから戻ってこないでね。桃と翔太のラブラブタイム邪魔しないで!」
翔太君と約束あるから私が邪魔なのか、それならそうと言えばいいのに。
「バイバイー!」
桃のやつ…!

