つかさから聞いた番号に電話してみる。 『もしもし?あたし池袋であったレイですけど、覚えてますか?』 「ああ。ポン中の締まり良い奴な。お前レイってんだ」 『あの…この間の欲しいんですけど』 「ってお前打てないだろ?まあいい。取りあえず、こないだのとこ来い」 そう、また薬に逃げた。 現実なんてみたくなかった。 出来れば、明日にでも死にたい。そんな毎日だった。 彼氏が出来ても変わらない。