『おはよ。てか昨日何時まで飲んでた?幾ら使ったか覚えてねー』
「閉店するまでやから朝の7時までやん?レイちぇる今何時?」
『4:32。今日バイトは?』
「バイト有るけどその前に俺、6時からスタジオだ。帰ってシャワー浴びていかないと」
『一緒に住めってそーいえば昨日言ってたよね?あたしも良いの?』
「ごめん!昨日言い忘れてたけど今、いとこが居候してんねん!レイちぇるちょっとの間ホテルか満喫で過ごしてもらってもええ?俺んちの近くが一緒に住める物件探すの手伝うから」
どういうことなんだよ。お前は一体どゆいう意味であたしを大阪に縛ろうとしたんだよ。心の中は憤りでいっぱいだったけどあたしの中で彼に芽生えた気持ちは上回った。
『なんで?じゃあ最初からそう言ってよ。ほんとに手伝ってくれるの?』
「ほんんとやで?俺、レイちぇるのことほんまに好きやもん!」
その潤んだ彼の瞳が嘘を言っているとはあたしには思えなくて、小さな声でわかった、と呟くことしか出来なかった。
時が過ぎた頃、それが彼の作為的行為とも知らずに。
「閉店するまでやから朝の7時までやん?レイちぇる今何時?」
『4:32。今日バイトは?』
「バイト有るけどその前に俺、6時からスタジオだ。帰ってシャワー浴びていかないと」
『一緒に住めってそーいえば昨日言ってたよね?あたしも良いの?』
「ごめん!昨日言い忘れてたけど今、いとこが居候してんねん!レイちぇるちょっとの間ホテルか満喫で過ごしてもらってもええ?俺んちの近くが一緒に住める物件探すの手伝うから」
どういうことなんだよ。お前は一体どゆいう意味であたしを大阪に縛ろうとしたんだよ。心の中は憤りでいっぱいだったけどあたしの中で彼に芽生えた気持ちは上回った。
『なんで?じゃあ最初からそう言ってよ。ほんとに手伝ってくれるの?』
「ほんんとやで?俺、レイちぇるのことほんまに好きやもん!」
その潤んだ彼の瞳が嘘を言っているとはあたしには思えなくて、小さな声でわかった、と呟くことしか出来なかった。
時が過ぎた頃、それが彼の作為的行為とも知らずに。
