雑務が済むと、アクセサリーを外してベッドに座ってタバコを吸う。

「レイ。おいで」

ミオが呼ぶから掌を重ねてキスをした。

ミオの唇は柔くて、いつの間にか首に腕を巻き付けていた。


『…寂しかった』
「俺もだよ」

ミオはそう言って髪を撫でてくれる。

「はい」


ミオが渡すのは首輪。その先はミオの手首に繋がってる。

家にいる間、あたしは大抵これで繋がれる。


愛されるなら、ペットでもいい。