この夜の世界に戻って半年近く経つ。 体もテクもなまってない。 今から語るのは、あたしのここに至るまでの人生。 都市名、名前は変えてあるけれどノンフィクションだ。 よく過去の話をすると 「昼ドラなみだね」 と苦笑される。 昼ドラ以上の人生を ケータイ小説にありがちな流れを この話でぶち壊したいと思う。