鑑別所生活はもう前回で慣れていたから、

本籍地、住所、名前、荷物の確認。

正直、

『『嗚呼…また此処に来ちまったよ…』』そんな心境だった。
まず親にすぐに連絡が行くのも判っていたし、保護観察中に捕まれば
結構な確立で少年院送りだとも、知っていた。

次の日の朝、正座して扉に向い正座する。
調子がおかしかった。

『おはようございます!神谷レイです。熱があるような気がします・・・』

先生「今、体温計持ってくるからな。ちょっと待ってろ」

『はい』

計ってみると40.2℃。先生もびっくりしていた。

そのまま寝ていた。