紹介された病院に行くと、初老の品の良い婦人が出てきた。

生命力に溢れた人だと、感じた。

私の病名は
「解離性同一性障害」

解離性同一性障害とは
自分の中に他の人格が生まれ、記憶が飛んだり朧気になり、人格が変わる病気だ。

「摂食障害」
摂食障害は大分、世間にも知ってもらえる様になってきたが、過食症・過食嘔吐・拒食症・拒食嘔吐がある。
上手く食事をとる事が出来ないのだ。

この小説を通して、この二つの病が大きく関係してくる。

住所、名前は変えてあるけれど、この小説は私の今まで本当の人生だ。