負の呪縛から解放されたみたいに、気分がすっと軽くなった。

「どうだった?大丈夫?」

『彼氏と別れた!タクヤ付き合って…?』

「喜んで」

そう言って
タクヤはあたしを延々と攻めた。



追い打ちして、何度も絡み合って
やっと恋人同士になれたのが嬉しくて

生まれてきて良かったと、思えた気がした。