学校にいる事が嫌な私にとって、
授業に参加するのは辛かった。

体調の悪い事が増え、
食事もあまり食べられなくなり、保険室で寝ていることが増えた。

塾では国数英を習っていたから、塾で習って部分だけはテストの点数が良かった。

虐められいるからとオドオドせず、明るく振る舞った。

悪口は言われたけど、リョーコとエミコがいるから、さほど気にしないふりをした。
小学校からのクラスメイトのチサもいた。
チサはヴィドールとオンラインゲームが好きだった。

記憶は飛んだ。
この頃はまだ害がなく、手紙をくれた人格をリョーコと一緒に

錯裸(さくら)と名付けた。
よく頭の中で、錯裸の声がした。

辛い時は(レイちゃんがんばれ)と言ってくれた。

錯裸は破壊と苦痛とグロテスクを好んだ。