そんな奴に俺の女になれって言われたの!!??! 「おい、いくぞ。」 「え?え?」 その楠見海斗って人はあたしの腕を思いっきり引っ張って早歩きで歩いた。 「ちょおおおっとちょっと!!!!」 あたしはその手を振りほどく。 「あ゛ぁ?」 「いや・・・ちょっと待って。何で、楠見海斗はあたしのことを知ってるの?」 「おい、てめえ。」 楠見海斗はすごい恐い顔をしてあたしを睨む。