「きゃっ…」 妹尾に押し倒し、覆い被さる。 お互いの距離は、数センチしかない。 「…触れたくないだと?」 「…」 驚いた表情のまま、声も出ない様子。 「好きな女に触れたくないって思う男なんか、いないよ」 「…」 「その反対に、いやらしいことばっかり考えてる男ばっかり。…俺も、その一人だけどな」 「先生…ん!」 妹尾の唇に、自分の唇を重ねる。