「いらっしゃいませ」 とりあえずチケットを購入し、入場ゲートを通る。 「…なんだよ…ここ」 小さな声で先生がボソッと言った。 泰葉も、心の中で同じことを思った。 「ピンク…ハート…天使…にゃんにゃん休憩所?」 建物のほとんどがピンク色。 休憩所と書かれているのに、何故か個室がたくさん。 本当に遊園地なんだろうかー…