あたしはびっくりしてメロンパンを詰まらせた。
「ごほっ・・・じゃあ、すごい人数の人をふってるんだ・・・。」
「まぁ・・・、そうなるかな。」
向井君は苦笑いしながら答えた。でも、急に真面目な顔になったと思うと向井君は顔を近づけてきた。
「でも俺、好きな人できた。・・・お前だよ。」
「えっ?」
向井君はそう言うとあたしに近づいてきた。そして顔を近づけてきた。