あらわになったのは、深く長い、一本の傷跡。 まだ、傷口が開いている。 「れんは、私だって、しってたの?」 「うん、知ってたよ。でも、言いたくなかったから」 れんの顔は悲しそう。 たぶん私は泣きそうな顔をしてる。 「なんで、早く言ってくれなかったの?」 けい先輩と、ひばり先輩が心配そうな目でこちらを見ている。 「心配、かけたくなかったから」 「でも、私は……」 「かなも、俺に黙ってる事が、あるでしょ?」 酷いよ……。