「ホントに?」


「ホントだよ」


私はれんに近づく。


ガチャッ!


扉が開く。


「よぉ! かな」


「けい先輩、一時間十分の遅刻です!」


けい先輩、タイミングよすぎでは?


見てたんですか?


「かな、じゃましてごめん!」


見てたんですね。


ガチャッ!


ひばり先輩かな?