「どうしたの!?」 いきなり、れんが座り込んだ。 私はれんの顔を覗く。 すごく、苦しそうな顔をしていた。 「れん!」 「ハァ……ハァ……」 荒い息を繰り返すれん。 「ねぇ? どうすればいい? 保健室?」 私はすごく、焦っていた。 「……ハァ……だいじょ、うぶだから。心配、するな……」 「で、でも! 大丈夫そうじゃ……」 れんが私にキスをする。 「ん……」