私は叫んだ。


れんが振り向く。


「かな?」


その顔は驚いている。


「あの、言いたい事があって」


「なに?」


れんが私に近づきながら言う。


「あの、私、れんの事が……」


「俺の事が?」




「好きです!!」




「ホントに?」