「どうぞ」 お客さん、誰かしら? 「かな、昨日ぶり」 「なっ!」 なぜ、れんが!? 「お嬢様が、おっしゃっていた方だったので」 「変な人は入れないでって、いったじゃない!」 「変な人じゃないよ、俺。ちゃんとした貴族だし」 最悪ね。 早速、闇に光が……。 「かな、何かあった?」