「お客さんよ。変なやつじゃなかったら通していいわよ」


「かしこまりました」


遼が部屋を出て行った。


遼には嘘が通じない。


せっかく、嘘上手なのに、意味ない。


はぁ~。


最悪。


自由な時間が消えた。


真っ暗闇。


明かりはない。


目の前は真っ暗。


光は消えた。


ガチャッ!