でも、すぐに戻ってきた。 れんの唇。 私はれんの事が好きになってたのかもしれない。 だって、こんな事されてるのに、嫌だと思わないもの。 でも、許されないよね? だって、私は……。 れんの唇が離れる。 「どうして、泣いてるの?」 れんが顔を近づける。 れんの表情は凄く心配してる様子。 私は泣いてるの? なんで?