「かな、楽しかった?」 れんが、私の顔をみつめている。 「うん。楽しかったよ!」 「それはよかったよ」 「ねぇ、キスしよ」 私はそう言った。 「以外だね。かなから、言ってきてくれるなんて」 れんは嬉しそうに笑う。 「そうかな? ダメだった?」 「そんな事ないよ。嬉しい、すごくね」 そして、れんが私の隣に座る。 れんの顔が近づく。