私たちは、一度目をあわせる。


そして、口を開き、食べた。


ホントに、恥ずかしい……。


でも、嬉しい。


れんも、嬉しそうにしてる。


終ってしまうと、気が楽になった。


家で、出来ればよかったのに……。


「かなちゃん、れん君! 最高よ!!」


それは、どうも。


「れん」


「どうしたの、かな?」


私は、れんの耳元で、


「嬉かった……///」


と、言った。