私たちは、結局、やることになった。 恥ずかしい……。 たぶん、私の顔は真っ赤だと思う。 れんの顔が赤い。 みんなが、見てるところだと、恥ずかしいんだね。 当たり前だけど……。 でも、仕方なく、フォークに麺を巻く。 この動作も、恥ずかしく感じる。 でも、先輩の命令って言われると……。 なんとなく、やらなきゃって思ってしまう。 私は、フォークをれんの口元に運ぶ。 恥ずかしい……。 れんのフォークが私の前に。