「かなちゃん! よかった~☆」


お母様の嬉しそうな声。


でも、たぶん知ってるんだね。


私がもう、ほとんど生きれないこと。


でも、きっと、笑ってて欲しいんだね。


「ホントによかったわ!」


「ホント、よかった!」


「良かったです」


「みんな、ないてましたよ」


ひばり先輩もけい先輩も、心配事してくれてたんだね。


お手伝いさん(喋ってるのあんま聞かない)たちも、いちおう、心配してくれたんだね。


嬉しい!