私は、窓のそばまでさがった。


ここは三階。


絶対、死ねる。


誰も、私の行動に気づいていない。


そうだよね……。


頑張ったのはれんだもん。


私はただ、笑ってただけ。


頑張ったと、思わせてるだけ。


もしかしたら、笑ってなかったかもしれない。


みんな、不気味に思ったのかもしれない。


でも、これで、さよならよ。


私は窓から、思い切り外に向かってとんだ。


その時みんな、気づいたみたい。