私は真っ暗な部屋の中にいた。 壁は真っ白。 今は、夜? ここは、病院? 私、喉の傷が……。 喉の傷は私が自分でつけたもの。 まぁ、何とかなったって感じで、運がよかったみたい。 私なんか死んじゃえばよかったのに。 私は部屋の中を見渡す。 隣にもう一つベットがおかれている。 れん! ベットで寝ていたのはれんだった。