憂鬱な死神の少女


プリムはパッと笑顔になると約束だからねー!と言いながら自分の部屋に戻っていった
私はプリムの姿が見えなくなったのを確認すると自室に入ろうとしたが問題が一つ

「(あ、ドアどうしよう…)」

「エイシスー?エイシスも早く着替えてよー?」

「あぁ、うん」

まぁ覗き見する変態なんかいないだろうし…
横にでも立てかけておくか…

一部凹んで床に倒れているドアを持ち上げるとドアの横に静かに置いた

「さてと、早く着替えないと」

自室に入るとクローゼットから死神服を取り出し着替え始めた

ロゼに指定された時間まで残り約13分

† † †

「エイシスの馬鹿ーーーーーーーー!!!」

「叫ぶほどの力があるならスピード上げて」

「エイシスの鬼畜!スピード違反で巡回中の天使に捕まっちゃえ!」

「…そしたらロゼとシュナに罪を擦り付けるから」

「うわぁ…鬼がここにいるよ…」

「鬼はロゼだと思うけど。それから私は鬼じゃなくて死神」

「そしたらロゼさんは神様だよ…」

現在エイシスとシュナは時速80キロで上に向かって飛行中
楽園は丸い構造をしていて真ん中が吹き抜けになっている
ただ楽園は…横ではなく縦にとてつもなく長くて、最上階は150000階となってる
エイシスの部屋は32841階の12号室
ロゼの手紙に書いてあった第12会議室は136735階の3号室である

「全く…いつもいつも思うんだけど何でこんなに上に長いわけ?」

「ん~…、なんでだろうね~」

「だいたい用があるならロゼの方からくればいいのに…」

「あのさあのさ、相手は一応神様だからね。目上の方だからね」

「うん、私もそしたら神様だね。【死神】。ほら神様の神の字が入ってる」

「…」

「…何、その無言…」

「いや、何でもないけど…あ、過ぎた」

「は!?」

突然そういい急ブレーキをしたシュナ

「過ぎた…って時間が…?」