憂鬱な死神の少女


バンッ!!

シュナの言葉を聞き終わったか終わってないかの境で私は足で歪んだドアを蹴り倒した

「ち…ちちちょっとエイシス!?どうしたの!?」

ドアを蹴り倒した私にビックリしたプリムが話かけてきた

私は無言で部屋に入りながら魔法を使いついさっきビリビリに破いた紙を1枚の紙に戻しプリムの元に飛ばした

内容を見たプリムは
え…と言った
手紙の内容…

それは


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Dear エイシスちゃん

おはよう、エイシスちゃん!
ちょーっと用があるから7時に来て欲しいな…
第12会議室で待ってるから☆

From ロゼより

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「全く…!」

心でエイシスは叫んだ

「(呼ぶならテレパシーを使えっていつも言ってんのに!!)」

エイシスが何故怒ってるか?

その理由は…

ここ楽園[エデン]は死後の者たちが来る場所で世界に住んでいる全ての種族が住んでいる
流石に一つの建造物に全ての種族は収まりきれないから1号棟、2号棟、3号棟…と沢山ある
それでも楽園1つはとても大きいので楽園内を歩くのは大変
という訳で設置されたのが移動用魔法陣
陣の上に乗り行きたい場所を呟くと一瞬でその場所に行けるから便利なのだが…

「今から行ったら確実に混んでるから時間過ぎるな…」

「どうするー」

「仕方ない。飛んでく」

「いってらっしゃーい」

他人事のように手を振るシュナ

「…何言ってんの。シュナがいなければどうやって加速するんだ」

「あ、やっぱりうちも行くの?」

「当たり前」

「あーぁ、うちだって疲れてるのになぁ」

「それは私も同じ。ほら、さっさと支度して」

「はぁい」

シュナを部屋に入れると横からプリムが話しかけてきた

「エイシスエイシス!あたしは!?」

「帰る…しかないね」

その言葉を聞いてショボーンとするプリム

ちょっと可哀相かな…

私は落ち込むプリムの頭を優しく撫でた

「…ロゼとの用事を出来るだけ早く済ますから朝ご飯はちょっと待ってて。今日は作ってあげる」

「…うん、わかった!」