「はいどうぞ」
あったかい牛乳をくれたのは拓弥さん。
楕円のガラステーブルを囲む椅子に、無言で座る8人。
口を開いたのは、やっぱり拓弥さんで‥
「ごめんね‥」
ーー‥よく理解がデキナイ。
「護ってあげられなくって‥」
泣き出しそうな瞳のコウくん。
マモル‥?
「ひでぇ目に合わせて」
「怖い思いさせて」
「「悪かった」」
ガラにもなく頭を下げる海斗と颯斗。
「こういうことになるって警戒してたのに‥先に帰ってごめんなさい」
ユズ‥?パーティーは??
「私っが‥電話なんかほっとけばーっ」
ごめんって、こちらもガラにもなく涙を滲ませている優花に、
左手で私の肩をホールドしてる蒼さん。
みんなでドウシタノ?
ナンデ謝るの?
ワタシが居なければ
みんな不幸にはナラナインダヨ?
アタマのナカはぐるぐるだった。
みんなが謝るイミが
みんなが悲しそうな顔をするイミが
ワカラナイーー‥
「俺らには、お前が必要だ」
耳元で低い声がする。
「そーだよっ!!みぃちゃんは柚子の“親友”だもんっ」
ユズ‥?
「ごんどはぢゃんど護るがらぁっ」
もうすでに泣いてるコウくん。
ナカナイデ‥
ふっと
目の前が暗くなって
痛いくらい強く抱きしめられるワタシ。
「あの女に、昔の事を言われたんでしょう?
だからそんな瞳に戻ってるんでしょう?」
優しい優花の声‥
「ごめんね、魅。
護れなくて‥。
でもね、あの時とは違う。
今度は、私だけじゃないんだよ?
魅を心配してるのは私だけじゃない」
「ほら見える?」と体を離した優花は、ワタシにリビングを見渡せと顎で促す。
同じ顔で微笑む海斗と颯斗。
綺麗な顔で笑う拓弥さん。
せっかくの可愛い顔をぐしゃぐしゃにして、泣きながら笑うコウくん。
女の子らしい可愛い顔を、これでもかってくらい崩して笑う柚子。
凛とした綺麗な顔で柔らかく微笑む優花。
そして
ふわっと綺麗に微笑む蒼さん‥
あったかい牛乳をくれたのは拓弥さん。
楕円のガラステーブルを囲む椅子に、無言で座る8人。
口を開いたのは、やっぱり拓弥さんで‥
「ごめんね‥」
ーー‥よく理解がデキナイ。
「護ってあげられなくって‥」
泣き出しそうな瞳のコウくん。
マモル‥?
「ひでぇ目に合わせて」
「怖い思いさせて」
「「悪かった」」
ガラにもなく頭を下げる海斗と颯斗。
「こういうことになるって警戒してたのに‥先に帰ってごめんなさい」
ユズ‥?パーティーは??
「私っが‥電話なんかほっとけばーっ」
ごめんって、こちらもガラにもなく涙を滲ませている優花に、
左手で私の肩をホールドしてる蒼さん。
みんなでドウシタノ?
ナンデ謝るの?
ワタシが居なければ
みんな不幸にはナラナインダヨ?
アタマのナカはぐるぐるだった。
みんなが謝るイミが
みんなが悲しそうな顔をするイミが
ワカラナイーー‥
「俺らには、お前が必要だ」
耳元で低い声がする。
「そーだよっ!!みぃちゃんは柚子の“親友”だもんっ」
ユズ‥?
「ごんどはぢゃんど護るがらぁっ」
もうすでに泣いてるコウくん。
ナカナイデ‥
ふっと
目の前が暗くなって
痛いくらい強く抱きしめられるワタシ。
「あの女に、昔の事を言われたんでしょう?
だからそんな瞳に戻ってるんでしょう?」
優しい優花の声‥
「ごめんね、魅。
護れなくて‥。
でもね、あの時とは違う。
今度は、私だけじゃないんだよ?
魅を心配してるのは私だけじゃない」
「ほら見える?」と体を離した優花は、ワタシにリビングを見渡せと顎で促す。
同じ顔で微笑む海斗と颯斗。
綺麗な顔で笑う拓弥さん。
せっかくの可愛い顔をぐしゃぐしゃにして、泣きながら笑うコウくん。
女の子らしい可愛い顔を、これでもかってくらい崩して笑う柚子。
凛とした綺麗な顔で柔らかく微笑む優花。
そして
ふわっと綺麗に微笑む蒼さん‥

