ーーーー‥
頭が追いつかない。
生徒会ちょ‥
えと‥拓弥さんがあんな事をする意味がわからない。
でも、笑った顔は‥とてもとても悲しい瞳をしていたから。
拒むことができなかった。
あ、いや。
抱きしめられた事で
少しフリーズしてたってのもあるんだけどね?
ぐるぐる考えながらベッドに座る。
うわ‥ふっかふかだぁ。
ほんとに‥お姫さまになったみたい。
自分の唇に触れてみる。
なんか意味がわかんないや。
~~~~‥♪
開け放たれた窓から
風に乗って歌が聞こえる‥。
蒼さん‥また唄ってる。
低音で空気に響く
綺麗な声‥
ぁ‥蒼
さんに歌のこ‥と
聞かな‥きゃーー‥