~~~‥♪



「あら魅(ミイル)。そのお歌、覚えたのね?」



あったかい‥

お母さんの笑顔



「うんっ!だって、お母さんがいつも唄ってるんだもんっ」



えへへと笑う幼い私。


ふんわりふわふわと笑うお母さんは、真っ黒で大きな瞳。

キラキラしてて綺麗‥



「じゃあ、もし魅が悲しくなったり寂しくなったりしたら、そのお歌を唄って?お母さんは飛んでいくわっ」



あったかい‥


あったかい記憶‥





ーーーーーーー‥





お母さんには


もう



会えないのかな?