ぽけん‥としていると、
周りにいた女の子たちからの質問責めに巻き込まれた。
周りの早い速すぎる展開に、思考があぅ‥あぅとなってたら、突然っ!
首根っこを掴まれて、ずるずると引きずられるようにA組の教室に連行された。
犯人はもちろん。
「優花ぁ~!!」
「おぉ、よしよし。みぃはまた頭がフリーズしてたのね?」
窓側1番うしろの私の席に私を座らせながら、優花は私の頭をなでなでしてくれた。
「えへへ」
なでなでされるの、好きっ。
「みぃちゃん、すぅごかったねぇ!」
おっきな目をランランとさせながら、これまた私の髪をなでなでする可愛い子。これが柚子。
「んで?」
「ほぇ?」
「なぁんでみぃちゃんは拓弥先輩と抱き合ってたのぉ?」
んーと、んーと?
頭の整理も兼ねて、3人でお昼を食べながら、さっきの屋上での出来事から全部話してみた。
2人はこの学校の男の子に詳しいからね。