な‥に?
なんなんだろう、この感じ‥
安心‥?
それも、ある。
苦しい‥?
ん~‥?
あっ!!
“欲しい”だ!!!
ーー‥ん?何を?
ぐるぐる回る私の頭。
「なに難しい顔してんだよ」
片肘をつきながら笑う、暗がりの中の蒼さんに。
どきっとする訳で‥
「外、見ねぇの?」
はっ!
「見るーっ」
「くくっ、やっぱ面白れぇなーお前は」
蒼さんは、笑いながら私と一緒に外を眺める。
初めて乗った観覧車は、すごくすごく楽しかった。
高い所から見る夜景は、すごくすごく綺麗ーー‥
都会の光はまるで
空みたい。
星がいーっぱいの空。
そうすると動く車は
大量の流れ星だね。
観覧車から出口までの光の道は弧を描いていて
上空にある本物の、
昨日よりちょっと太ったお月さまに似ている。
星と月
私が大好きな空は
地上にもあったんだ。
お母さんも、
この景色を毎日見てるのかな?
ねぇ
見てる?お母さん。
私、大切な家族が出来ました。
この高い高いお母さんに最も近いこの場所で。
大切な7人を紹介するね。
私、今とっても
幸せだから。
「お前さぁ、」
ゆっくりゆったりと下降し始めているゴンドラの中。
不意に蒼さんが声を出した。
私は顔を、その綺麗な顔に向けて次の言葉を待つ。
「唄わねぇの?」
ーー‥え?
「歌、唄わねぇの?」
あ‥
たぶん蒼さんは、
“あの歌”のコトを
言っている。
私にとってあの歌は
寂しい時に唄うもの
悲しい時に唄うもの
誰かを求める時に唄う歌なんだ。
だから‥
あの日、あの時を境に唄わなくなった。
「あれは‥私の中では、誰かを求める時に唄う歌なんです」
懐かしい、お母さんの歌。
「だから、今の私には必要ない」
そう‥もう必要ないの。
「みんなが居るから」
そう笑顔で答えた。
すると蒼さんは、
「じゃあ、俺を求めろ。俺の為に唄え」
そう言って、私を強く抱きしめた。
なんなんだろう、この感じ‥
安心‥?
それも、ある。
苦しい‥?
ん~‥?
あっ!!
“欲しい”だ!!!
ーー‥ん?何を?
ぐるぐる回る私の頭。
「なに難しい顔してんだよ」
片肘をつきながら笑う、暗がりの中の蒼さんに。
どきっとする訳で‥
「外、見ねぇの?」
はっ!
「見るーっ」
「くくっ、やっぱ面白れぇなーお前は」
蒼さんは、笑いながら私と一緒に外を眺める。
初めて乗った観覧車は、すごくすごく楽しかった。
高い所から見る夜景は、すごくすごく綺麗ーー‥
都会の光はまるで
空みたい。
星がいーっぱいの空。
そうすると動く車は
大量の流れ星だね。
観覧車から出口までの光の道は弧を描いていて
上空にある本物の、
昨日よりちょっと太ったお月さまに似ている。
星と月
私が大好きな空は
地上にもあったんだ。
お母さんも、
この景色を毎日見てるのかな?
ねぇ
見てる?お母さん。
私、大切な家族が出来ました。
この高い高いお母さんに最も近いこの場所で。
大切な7人を紹介するね。
私、今とっても
幸せだから。
「お前さぁ、」
ゆっくりゆったりと下降し始めているゴンドラの中。
不意に蒼さんが声を出した。
私は顔を、その綺麗な顔に向けて次の言葉を待つ。
「唄わねぇの?」
ーー‥え?
「歌、唄わねぇの?」
あ‥
たぶん蒼さんは、
“あの歌”のコトを
言っている。
私にとってあの歌は
寂しい時に唄うもの
悲しい時に唄うもの
誰かを求める時に唄う歌なんだ。
だから‥
あの日、あの時を境に唄わなくなった。
「あれは‥私の中では、誰かを求める時に唄う歌なんです」
懐かしい、お母さんの歌。
「だから、今の私には必要ない」
そう‥もう必要ないの。
「みんなが居るから」
そう笑顔で答えた。
すると蒼さんは、
「じゃあ、俺を求めろ。俺の為に唄え」
そう言って、私を強く抱きしめた。

