「みぃちゃんの誕生日デート用に、貸し切ったんだよぉ」
ーー‥え?
え゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
柚子がお嬢さまなのは知っていたけれども!!!
お金持ちなのは知っていたけれども!!
ここまでとは‥
「柚子んちは、こーいう娯楽施設を経営統合してる五月女(サオトメ)グループでしょう?みぃ、知らなかったの?」
‥はい。
当の柚子は、えへって笑いながら
「いこっ!まずはぁ、あれねぇ」
柚子が指差す先には、
ぐるんと一回転するジェットコースターってやつです。
え‥
「はーやーくー」
いつの間にか賛成派に回ってるコウくんと、主犯の柚子に連れられて
ジェットコースターに乗りこむ。
‥発車の時に気が付いたんだけど、
なんで乗るのは3人だけなのーーーーっ!!!
泣くよ?
ねぇ泣くよ?
綺麗に微笑みながら手を振る優花と、拓弥さん。
2人は、その綺麗な微笑みの裏に“悪魔”を隠しているという点において、
同類だと判断します!!
うぅ~‥
海斗と颯斗は、半泣きの私を見ながら爆笑してる。
2人の腹筋は、こうして鍛えられていくんだね?
蒼さんは、発車スイッチ係を交代してもらったらしく‥
容赦なく
その長い人差し指を
振り落とした。

