俺と川辺は水野の話を
岡嶋に初めてした
岡嶋は水野を前の署で
一緒だったらしく
知っていた様だった

ただ俺が昔付き合った
事が合った事は知らず
かなり驚いていた

川辺が

"付き合ったと言っても
結局飲み友達以上には
なれなかったんだわ
手すら握っていないらしい"

付き合ったいきさつを話すと

"へぇ〜"
と岡嶋は気の無い返事をした

"じゃあ何で嘘言うんだろ…"

"それは俺も川辺も同じく
わからないんだ
正直困っている"

"ただ一度水野には
はっきり断ったし、
俺がフラフラしないで
結婚を固めれば消える話
だと思うから大丈夫だろ"

そう言うと

岡嶋は微妙な作り笑いを
浮かべた

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"ところでピチピチ麗奈ちゃんを
戴いた感想は?
猿みたいに盛っちゃった?"

いきなり追及する岡嶋

不意をつかれつい真っ赤に
なってしまった

""おい! 否定無しか!
羨ましいすぎる〜
よし!今夜は
田崎の財布が空になるまで
飲んでやる""

そう言って
どんどん注文する
同期二人

俺は一人昨夜の
甘い愛の行為を思い出し
ニヤニヤしていた

完全に酔って崩壊した
(飲まされた?)
彼らの餌食になった