私もそろそろ帰ろうかな。


うん。帰ろ♪


――…
昇降口の近くから話し声が聞こえてくる。


1つは男の人の声。


もう1つは女のヒトの声。



仕方なく私はその場に座り込む。


「ねぇ、なんで?なんで私じゃダメなの!!」


「何で俺がおまえと付き合わなきゃなんねぇの?」