「な、なぁ、俺ってこっち来てから何日経つの?」
ふと気になった俺は樹裕に尋ねる。
試合の日までにはまだ2週間はある。
さすがにそれまでには余裕で間に合うだろうけど。
「う~ん、こっちは日にちとかないからなぁ」
「え?」
「だって考えてみろよ。ここはこれでも天国だからね。日が昇ったりとかそういうのは特にない。だから夜も来ないんだ」
「ふ~ん……。よく分かんねえけど。まぁ、夜が来ねえから1日に終わりなんかねえ。ってことだな」
「そういうこと。でもま、たぶん地上だと今お前がこっち来てから2日目の朝方ってとこだな」
「そうなんだ」
「うん、勘だけど」
「勘かよっ!」
こんなやりとりしてるとあの時を思い出す。
もう、久修や夜久とは馬鹿できないんだななんて急に考えてしまって悲しくなった。
ふと気になった俺は樹裕に尋ねる。
試合の日までにはまだ2週間はある。
さすがにそれまでには余裕で間に合うだろうけど。
「う~ん、こっちは日にちとかないからなぁ」
「え?」
「だって考えてみろよ。ここはこれでも天国だからね。日が昇ったりとかそういうのは特にない。だから夜も来ないんだ」
「ふ~ん……。よく分かんねえけど。まぁ、夜が来ねえから1日に終わりなんかねえ。ってことだな」
「そういうこと。でもま、たぶん地上だと今お前がこっち来てから2日目の朝方ってとこだな」
「そうなんだ」
「うん、勘だけど」
「勘かよっ!」
こんなやりとりしてるとあの時を思い出す。
もう、久修や夜久とは馬鹿できないんだななんて急に考えてしまって悲しくなった。


