――…… あり得ない、あり得ない、あり得ない! こんなことって、あるのだろうか。 私は自宅の無惨な姿を目の前に、何も出来ず放心状態で立ち尽くす。 だって……! 「何でウチだけ、打たれてんの!?」 はっきりとわかる、雷が命中した跡。 先程の大きなやつにやられて、見るに耐えない状態へと変容してしまったよう。 それはもう、人が住めるような原型は、一切とどめていなくて。 ……だというのに、何故か周りの家は全くの無傷で。損壊したのは、唯一私の家だけ。 不幸にもほどがあるでしょ!?