無事、学園祭が終わり授業が再開。

英語の時間、先生は機嫌が悪かった。

「どうしたの?」
「体調悪くて…」
授業は仕事だから休むわけにはいかないけど、ホントに辛そうで心配だった。

次の日、朝、駐車場を見ると、先生の車がない…。
「えっ…」
昨日の事を思い出す。

辛そうだった先生…そして今日、先生の車がない……。

英語の時間、他の先生が来て、
「た○し先生は、体調が悪いため休みです。」と言われてた。

次の日もその次の日も来なくて、先生がインフルエンザだという噂も流れた。

さすがに心配になり、迷惑と承知でメールしてみた。
「先生、体調はどお?インフルエンザって聞いたけどホントに?」

すると、「インフルエンザじゃないよ。ただの風邪です。」と返ってきた。
「ならよかった!」「来週から学校に行くから元気出して」元気をあげようとしたのに、逆に元気づけられた。

そして、次の週。
先生は戻ってきた。 結構元気そうで安心した。

そして、月日は流れ冬休みに。