ミルクティー

これって…か、間接キス…?

だ、だってあの浮き輪はあたしが3歳のときから使ってるものだよ…?

「ほら。…んだよ、なんで顔赤くなってんだよ」

「あ、えぇと、ありがと…」

自分でも分かる。顔が真っ赤だ。思わず目を逸らしてお礼を言ってしまう。

「……ほら行くぞ」

浮き輪を持って海に入る。

今年初めての海。ちょっと冷たい感じもするけど、ちょうどいい気もする。

「…っつか、高校生にもなって浮き輪かよ」

龍がクスッと笑った。ちょっとだけドキッとした。なんだろう、この気持ち。

「……初めて龍が笑ってるの見たかも」

「そーか?…そういえばそうかもな」

意外と可愛いかも。