ミルクティー

「っと、けっこう遠くまで来ちまったな…。戻るか」

…そういえば、1時間くらいは歩いた気がする。

「そうだね。あっ、あのさ!」

「なんだ?」

「手…繋いでもいい?」

あたしがこんなこと言うなんて//これでヤダとか言われたらどうしよう。

「……ほら」

手を差し出してくれた龍。

「ありがと…!」

あたしはすぐにギュッと握る。

やっぱり龍は優しいね…。というか、あたしのドキドキが手から龍に伝わってないよね?

「そんなことないかぁ」

あたしは無意識に独り言を言っていた。